2025年7月20日（日）、兵庫県たつの市?菖蒲谷森林公園で開催された「第38回全日本マウンテンバイク選手権大会（クロスカントリー?オリンピック/XCO）」において、本学サイクリング部所属の副島達海さん（スポーツ健康学部4回生／TRKWorks所属）が男子U23カテゴリーに出場し、見事優勝を果たしました。これにより副島さんは、同カテゴリーで前人未踏の4連覇を達成しました。

本大会は日本自転車競技連盟主催による、マウンテンバイク競技国内最高峰の大会であり、今年は関西で初めての開催となりました。当日は真夏の厳しい暑さとテクニカルなコースが選手たちを苦しめる中、副島さんはスタートから果敢に先頭に立ち、2周目からは独走態勢に。最後まで安定した走りを続け、2位に1分半以上の差をつける圧勝でフィニッシュしました。

レース後には「非常に緊張したが、自分を信じて走れた。来年からはエリートカテゴリーで通用する力を身につけたい」と語り、次のステージへの意欲を強く示しました。副島さんはこれまで、ジュニア時代を含めて5年連続で全日本タイトルを獲得しており、国内マウンテンバイク界を牽引する存在です。

また、同じU23カテゴリーには環境理工学科4回生の端祭季さんも出場しました。結果は惜しくも完走とはなりませんでしたが、全国の舞台に果敢に挑み、最後まであきらめない走りで健闘しました。

副島さんの快挙と端さんの健闘は、本学サイクリング部の競技力の高さと学生たちの挑戦する姿勢を広く印象づけるものとなりました。今後も両名をはじめ、サイクリング部のさらなる活躍にご期待ください。