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工学部 機械工学科

【球天下体育】オープンキャンパス 福祉環境工学研究室

2019年8月2日 工学部 機械工学科

「福祉環境工学研究室」では、学生の学びを実践教育に生かす取り組みを行っており“福祉機器?産業機器”の研究開発をテーマとし、その一つとして“車イスの段差乗り越え装置の開発”を行っています。
車イス利用者が5cmの低い段差を乗り越える場合、体重移動や腕力など身体的に機能する残存機能を使いますが、そのような状況にない場合には介助者によるサポートにより段差乗りこえを行います。
しかし、“老老介護”という言葉を最近耳にすることも多く介助者の身体的能力に左右されることや段差が5cm以上の場合もあります。
そこで、従来は腕力で持ち上げていたものを“介助者の脚の力とテコの原理”を利用した段差乗り越え装置を研究開発し、特許出願申請2件をおこなっています。
また、学外の展示会などにおいても一般公開して意見を得ることにより更なる実用化を目指しています。
今回のオープンキャンパスにおいても展示公開とデモンストレーションなどを見学?体験頂き、利便性や大学での研究の一端を見学者にご理解頂けたと感じます。