国際学部サイトのお知らせコーナーでは、大学での学びをイメージしていただくために、「受験生のあなたへ」と題する教員のメッセージを随時掲載します。夏期海外研修の模様をお伝えするシリーズの第3回は、中国?上海での研修についてです。

中国?上海での中国語研修体験

春口 淳一

この夏に実施されたもう１つの語学研修を今回はご紹介します。2016年8月6日から28日までのおよそ3週間にわたって、中国?上海を舞台に中国語を鍛えてきました。

研修先

上海外国語大学。名前からいっても語学研修にうってつけの環境であることが期待できますね。実際、1949年設立の国家重点大学であり、外国語大学として中国でも大変評価の高い大学です。キャンパスは“虹口キャンパス”と“松江キャンパス”の2か所がありますが、我々がお世話になったのは上海市の中心部にほど近い、虹口キャンパス。交通の便に恵まれる一方で、緑豊かで静謐な環境もまた特長です。

研修の内容

まずは中国語の力をチェックするプレイスメントテストを受けます。そして、その成績に合わせてクラスが定められます。午前中、3時間しっかりと！ 世界中から集う様々な国籍の留学生とともに、机を並べて学びます。

午後はというと、太極拳などの伝統文化体験や市内観光など、こちらも充実していました。

また1泊2日の杭州旅行では世界遺産の西湖遊覧など、贅沢な時間も過ごせました。

自由時間を生かして中国人学生とサッカーを楽しんだり、上海ディズニーに足を運んだり……。中国語の実践の場をさらに開拓する受講生たちを、ぜひ皆さんも手本にしてください！

大阪産業大学孔子学院

今回の研修の特色に、大阪産業大学孔子学院のサポートが挙げられます。孔子学院とは中国の教育部（文部科学省）が支援する、中国語を海外に紹介するため機関。大阪産業大学内にはこの孔子学院があり、その積極的なサポートがみなさんの研修を物心ともにサポートしてくれます。今回の研修に参加した学生たちも奨学金を受けて3週間を伸び伸びと過ごすことができました。

最後に

「初めての海外なんです」。受講生の背景も、その中国語力同様にまちまちでした。でも、安心してください。上海外国語大学で日本語を専攻する大学院生が、ボランティアスタッフとして安全に気を配ってくれます。語学研修としてのこの手厚いサポートが、印象深かったです。

上海で過ごす魅力的な3週間は、まだまだこんなものではありません。研修のより詳しい情報は、オープンキャンパスで！ 10月2日、11月26日には国際学部のブースを訪ねてきてくださいね。

なお中国夏期研修の模様は上海外国語大学の球天下体育サイトで紹介されました。記事はこちら。

「受験生のあなたへ」バックナンバー

(7) 夏期海外研修?その2～アメリカ～：アメリカ?シアトルでの英語研修体験（金﨑茂樹）
(6) 夏期海外研修?その1～韓国～：あなたを変える？韓国での研修体験（藤永壮）
(5) 日本を世界へ発信する「日本語コース」（春口淳一）
(4) バンガロー殺人事件～入門ゼミの1コマ～（藤田拓之）
(3) 留学生向けの日本語の授業（中谷潤子）
(2) 国際学部は、初年次教育にも真剣に取り組みます！（中山英治）
(1) ランゲージカフェを利用した多言語学習活動（今中舞衣子）

 

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